去る2月25日、東京代々木にある国立オリンピック記念青少年総合
センターのカルチャー棟大ホールにおいて、第2回全国提案型施業事
例発表会が開催されました。
発表会では、「森林施業プランナー育成研修」を開催した全国12
ブロックから、各1組合が代表として発表を行いました。
これは、昨年度から始まった「森林施業プランナー育成研修」に
おいて、基礎研修及び地域実践研修1,2を受講され、参加した研
修生と講師から推薦された森林組合の方がその取り組み事例を発表
するもので、今回は、三重県の大紀森林組合が近畿ブロックの代表
としてこの発表会におもむき、ポスターセッションを行いました。
また会場では、ポスターセッションに参加の組合から3組合が口
頭発表にも参加し、提案型施業をサポートする取組みとして群馬県
森林組合連合会と岐阜県庁が口頭発表及び先の3組合と共にパネル
ディスカッションにも参加しました。
さらに午後からは、本年度から始まったステップアップ研修に参
加した組合から2組合が、ここ数年間の取組状況について発表しま
した。
当日は、約350名の来場者が詰めかけ、各発表を熱心に聴きと
ってみえました。また、ポスターセッションの会場では、各発表組
合の職員の方にいろいろな質問をされ、自分たちの組合との違いや
苦労した点などを聞いていました。
この「森林施業プランナー育成研修」も21年度で最終年度を迎
えます。
モデル組合においての他府県の森林組合との合同研修も最後とな
り、今後は各府県レベルでの研修となると考えられます。
森林組合連合会としましても、森林所有者の森林を付加価値のつ
いたものにしていくためにも、各森林組合の皆様にはこの「森林施
業プランナー育成研修」にぜひ参加いただき、各地域にあった「森
林施業プランナー」を育成していく手助けをしていきたいと思って
います。